「忘却術 The Art for Oblivion」
菅野まり子個展 collaborated with 川野芽生
忘れ去るための絵と言葉
川野芽生(歌人、小説家)との往還によって生まれた新作群を展示致します
2025年10月12日(日) ー 25日(土)
13:00 ー 19:00 最終日17:00まで
画廊 珈琲 Zaroff (初台)
*15日、22日は水曜定休につきお休み致します。
最終日は画廊・喫茶店ともに午後5時で終了致します。
菅野と川野は「忘却術 The Art for Oblivion」というテーマのもと、イメージと言葉を交換してきました。本展では、「記憶術(The Art of Memory)」とは逆のアプローチで、痛みや私たちの身体、そしてこの現実世界を、忘れ/消し去り/取り除くためのイメージと言葉の創出ーーというアイロニカルなフィクションを試みます。
新作タブロー、ドローイングなど、約15点を展示予定。

菅野まり子 instagram
画家、atlier arbor inversa dir.
東京生まれ。多摩美術大学大学院修士課程修了。 2001年度文化庁在外研修員としてドイツ ドュッセルドルフに滞在。現在、東京を中心に、Librairie6(恵比寿)、Zaroff(初台)、コバヤシ画廊(銀座)等で、作品を発表している。
描画されたモチーフと漆黒の顔料を使った背景によって、何時とも何処ともいえない情景を描き、時代に滅ぼされることなく残存した古今東西のイメージ群が、風のように去来し現在と出会する、神秘的な場面を描き続ける。
渡邊ゆりひととの共作『CHARTAE AERIAE かるたえあえりあえ』では、渡邊の詩と共に「風に舞う」22枚の絵札を制作した。
www.arbor-inversa.com

川野芽生 linker.ee
作家・歌人・比較文学者
東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。2018年に連作「Lilith」で第29回歌壇賞、21年に歌集『Lilith』で第65回現代歌人協会賞受賞。24年に第170回芥川賞候補作『Blue』を刊行。他の著書に、短篇小説集『無垢なる花たちのためのユートピア』、長篇小説『奇病庭園』、エッセイ集『かわいいピンクの竜になる』、歌集『星の嵌め殺し』『人形歌集』シリーズ、評論集『幻象録』『見晴らし台』などがある。2025年10月、エッセイ集『AはアセクシュアルのA 〈恋愛〉から遠く離れて』刊行予定。
画廊 珈琲 Zaroff(初台)
〒151-0061 東京都渋谷区初台1-11-9 五差路
電話: 03-6322-9032
email : gallery-zaroff@ac.auone-net.jp
open 13:00 – closse19:00 finished at 5 o’clock last day.
水曜定休日 Closed in wendnesdays
http://www.house-of-zaroff.com/